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抗がん剤投与の順番を間違えてしまった

32歳の男性、消化器で看護師7年目です。現在、初めての教育担当者となる。

新人の頃からずっと同じ病院で働く

私は看護学校卒業後に消化器専門病院に就職しました。内科の内視鏡治療、外科の腹腔鏡治療が中心の急性期病院です。今でも同じ病院で働いています。
新人教育は、プリセプターが中心となり、それを主任、チームリーダーがフォローし、できる限りマンツーマンでの教育体制をとっています。毎日、カンファレンスを行い、新人と指導者の意見交換、更には指導者間での情報・伝達ノートを活用しています。
新人の頃一番つらかった思い出は、入職半年後に、自分のチームの患者さんが夜勤帯に続けて3人亡くなったときです。

新人の頃の大きな失敗

抗がん剤の投与の順番方法を間違えてしまいました。早く投与しなくてはいけなかったのに、そのままにしていて、結果的に患者さんに害はなかったですが、夜勤帯の看護師に迷惑をかけてしまったことがありました。

辞めたいと思った

ミスをするたび、できないことにぶち当たるたびに辞めたいと思いました。しかし、自分に対して、きつく言う先輩看護師がいて、正直、苦手な人だったけど、自分のために
注意をしてくれているということもわかっていました。だから逆の立場で、真剣に指導してくれているのに、すぐにやめてしまうようなことがあったら、先輩看護師もつらいだろうと思ったため、何とか続けてこれました。。

今新人に対して思うこと

自分たちの新人の頃と比べると、社会人基礎力といった、当たり前の部分が欠如している人が多いなと思います。まずは、基本的な挨拶や、報告・連絡・相談などといった部分を身につけてほしいと思います。消極的で自主性があまりない傾向にもあるので、積極的に自己啓発できるような人になってほしいとも思います。仕事自体はやっていくうちに慣れていくしかないと思うので、そういった精神的・社会的な部分での成長を期待しています。

新人が辛い壁を乗り越えるために

この仕事は人の命を預かる仕事であり、患者さん本人だけでなく、それを取り巻く家族、医療者すべてがシビアな状況になっている厳しい現場です。そういった中で辛い壁は必ず訪れます。
辛い経験をすれば、するほど、これより大変なことはないと自分に余裕が生まれるはずなので、まずは壁にぶち当たることも大切です。ぶち当たったら、あまり深く考え込まずに、プライベートなどで気分を切り替え、リフレッシュすることが大事です。自分なりのリフレッシュ法を早めに見つけておいたほうがいいと思いますよ。
★指導してくれる先輩のためにも!という気持ちわかります。今まで迷惑をかけてきた先輩、一生懸命教えてくれた先輩にこたえたいという気持ちがありますもんね。新人は簡単には辞められないんです。